あやべ里山お茶まつり

2012年5月20日

 

綾部は、全国茶品評会や関西茶品評会の「かぶせ茶」の部で、最優秀の「農林水産大臣賞」受賞をはじめ、優秀な生産地に贈られる「産地賞」を4年連続受賞するなど、「知る人ぞ知る」お茶の名産地です。

 

そんな折り紙付きの品質を誇る「綾部茶」の魅力に触れるイベントが、目の前に小西の茶畑が広がる里山で開催されました。

 

 

 

 

   

会場では、茶娘さんが配ってくれる淹れたての玉露を無料で試飲。

あらためて味わう「綾部茶」の美味しさに感激です。

 

早速、お土産として買い求めるお客さんも多く見受けられました。

会場からの無料シャトルバスにのって茶畑へ。

 

地元小西の農家の皆さんの指導のもと、茶摘みを体験しました。

 

摘むのは、枝の先の方の柔らかい新芽。

爪を立てずに、ひとつひとつ指の腹で優しく摘みます。

 

製品となるのは、摘んだ茶葉のたった2%ほど!

1kg収穫しても、20gしか製品にはならない計算です。

 

お茶づくりの大変さを身をもって知りました。

 

 

 

茶摘み体験の後は、茶工場見学。

 

工場内は蒸し釜の熱気と、お茶のい~い香り。

 

工場の方の説明を聞きながら、「蒸し→揉み→乾燥」の工程を経て、製品になっていく様子を興味津々で見学してきました。

 

 

 

 

 

 

地元の草木染め作家のご夫妻の指導の「お茶で手書きの草木染め教室」では、茶葉を染料にした草木染めを体験。

 

 

 

 

手織りの麻の生地に、アルカリ液で好きなデザインを描き、茶葉の染料で煮染すると、温かな風合いのオリジナルコースターが出来ました。