2012年11月19日
綾部市内の各所で、紅葉が見頃を迎えています。
18(日)は黒谷町と安国寺でもみじまつりが行われました。
黒谷和紙で有名な黒谷町では、「黒谷和紙ともみじ祭」と題し、山里一帯に色づいた紅葉を楽しみながら伝統工芸の黒谷和紙にふれるイベントが開催されました。
谷間を流れる清流・黒谷川と町の佇まいが相まって、
なんとも言えない風情を醸し出しています。
和紙職人さんの工房では、紙漉きの実演や、紙漉き体験(1回700円)も行われ、私も子どもと一緒に体験しました。
一度でハガキサイズの紙が8枚作れます。
簡単そうに見える紙漉きも、実際やってみると繊維を均一に伸ばす微妙な加減が難しく、職人技の繊細さを実感!
悪戦苦闘しながらも、職人さんの丁寧な指導で、子どもたちも楽しく紙漉きを体験させてもらいました。
漉いた紙に赤や青や黄色の繊維を流し入れ、色や模様を付けます。
一気に注ぐと、水圧で紙に穴が開いてしまいます。
そぉ~っと、そぉ~っと。。。
出来た紙は、天日乾燥して後日自宅に郵送してくれるそう。
子どもたちともども待ち遠しいです(*^^*)
その他にも、かやぶきの家では「紙が出来るまで」の
パネル展示や、職人の作品販売の蔵出し市なども行われ
町を散策しながら紅葉と伝統工芸に親しむ、黒谷ならではのもみじまつりを楽しむことができました。
続いて、安国寺のもみじ祭りへ。
こちらは、参道から色鮮やかな紅葉がお出迎え。
来る人来る人が足を止めて見上げ、
「わぁ~キレイやな~!」と感嘆の声を上げて
通ります。
本当に目の覚めるような美しさ!
自然が織りなす芸術的な景観美に、吸い込まれるように魅入ってしまいます。
100本あまりの紅葉に囲まれた境内では、筝や野点や舞踊、地元特産品の販売などが行われ、多くの人で賑わいました。
庭園は「これぞ日本の秋!」といった情緒に溢れ、訪れる人々を魅了していました。
どうです?
あらためて綾部の紅葉、素晴らしいでしょう!!
今週末は、大本神苑のもみじまつりにも足を運びたいと思っています。連休を利用して、皆様もぜひ綾部へ秋の行楽にお越しください。
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