2014年2月17日
先週2月15日(土)、奥上林の二王公園薬草の森で、行燈を使ったライトアップイベント「冬あかり」が開催されました。
当日は、一日中雨がそぼ降るあいにくの悪天候。
寒風も吹きすさぶ中、「行燈に火がつくのだろうか・・・」と心配しておりましたが、関係者の熱意が実を結び、ご覧のような幻想的で美しい燈火が灯りました。
点灯式に足を運んだ山崎市長とイベント運営にあたった「若葉のふるさと協力隊」のメンバー。
東京をはじめとする都会から来たメンバーは、地元住民らとともに2日間かけて行燈やスタードームを制作。点灯式では協力隊の金梨恵さんが、『綾部を象徴する水の流れと雪の結晶をイメージ』して考案したという灯り設置のレイアウト説明や、イベントに参加しての感想などを述べました。
風雨に伴い、残念ながら準備していた400個の行燈すべての点灯はかないませんでしたが、およそ半分の200個ほどの行燈と直径約3mのスタードームが点灯すると、関係者を含む約300人のイベント来場者から「おお~っ!」と感嘆の声があがりました。
あやべ温泉前では、手作り行燈の工作教室も行われ、来場者も可愛らしいミニ行燈作りを楽しみました。
今回の「冬あかり」は悪天候に阻まれ、関係者の皆さんの準備の労に値する大成功のイベントとはいかなかったように感じました。
しかし、協力隊の金さんが感想で述べた「予定通りにいかない自然の厳しさを体感した。残念な気持ちもあるが、このイベントを通じて、地元の人と温かい交流ができたことが本当に嬉しかった。今回のイベントに携わったことは、一生忘れない貴重な体験になった」という言葉がとても印象的でした。
都市と農村を結ぶ温かな交流を照らす光は確実に灯ったよう。
来年の開催も期待しています!!
コメントをお書きください
aqua (木曜日, 20 2月 2014 16:24)
写真が美しい!
どんどん腕を上げてますね!