2014年6月9日
今年で4年目となる「マルベリーファーム」が、今年も6月5日(木)からオープン。マルベリーとは桑の実のこと。「蚕都・綾部が誇る桑の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」と、綾部ベンチャーものづくりの会(若山行正会長)が約5年の歳月をかけて整備した農園です。
昨年9月に襲来した台風18号の洪水で農園一帯が水没し、今年は開園が危ぶまれましたが、地元住民やボランティアなどの協力で復旧が進み、開園に至ったそう。
台風により傾いた多くの木には支柱がされていますが、皆さんの復旧努力が文字通り「実を結び」、今年もたくさんの桑の実をみのらせました。在来種から品種改良したものまで多種多様な180本余りの木で、マルベリー摘みが楽しめます。
今年もすでに400人を超える来園者があり、市内はもとより、大阪や神戸、舞鶴や福知山など、市外・県外からの来客も多いそう。
園内では、マルベリーのコンフィチュールや苗木、桑の実酒の販売・試飲、まゆクラフト作品の展示販売のほか、地元野菜や青梅なども販売されています。
さらに、蚕の展示や桑の葉やマルベリーの天ぷら試食などのイベントも行われ、来場者に好評を博しています。
開園は6月17日(火)までで、時間は午前10:00~15:30。
費用は農園の管理協力金として500円(持ち帰り桑の実1パック、ポリ袋、手袋付き)。
皆さんも懐かしい桑の実を味わってみませんか?
【お問い合わせ】
NPO法人 綾部ベンチャー・ものづくりの会
TEL・FAX:0773-42-2778(若山会長)
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