2014年6月17日
6月15日(日)綾部市八津合町の観光センターで、地元有志による「ほたるの夕べ」が開催されました。
穏やかに光が射す夕暮れ時の会場では、地元の模擬店や太鼓、バンド演奏が催され、約1000人もの来場者で賑わいました。
日が落ちると、来場者たちは誘導灯が設けられた上林城址公園近くの小川に移動し、飛び交うホタルを観賞。
何気ない道すがら、はかなく光る幻想的な命の輝きに出会うと、この美しい光景が身近で見られる綾部の豊かな自然環境を改めて誇りに思います。
「夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし・・・」かの清少納言が枕草子の一節に記した夏の風情を感じながら、涼やかな川辺をそぞろ歩く「夕べ」となりました。
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