2014年9月17日
一昨日の9月15日、毎年楽しみにしている水源の里・古屋の「栃の実拾いボランティア」に参加してきました。
市街地から東へ30キロ離れたところに位置する古屋地区は、5世帯6名が暮らす小さな集落。集落の奥の谷あいには、世界的にも希少な樹齢500年以上の栃の木の群生があり、毎年9月に栃の実の収穫を行います。
栃の実は、古屋の特産品であるとち餅やとちの実おかき、とちの実あられなどに使用される貴重な資源。
しかし、高齢化した地域住民だけで収穫するのは困難なため、毎年全国から多くのボランティアが訪れ、栃の実拾いのお手伝いをしています。
今年度5回目となる今回の栃の実拾いの参加者は、華頂短期大学の学生さん14人を含む50人。
今年は栃の実も豊作につき、多くの収穫に期待が高まります。
栃の実は、険しい山の急斜面に落ちています。
落ちてる、落ちてる♪
あたり一面、ゴロゴロと栃の実だらけです!
一気にテンションが上がり、我を忘れ夢中になって拾いました。
その結果・・・気が付くと、拾った栃の実を入れた袋が持てないほど重くなっており、帰りの道のりは往生しました・・・(笑)
戻って計量してもらうと、1人で6kgも拾っており、個人的にはここ数年で一番たくさん拾えて大満足(^^)v
「見て見て、こんなお宝拾ったで~!」青野町から初参加した小林くん(小学5年生)は、鹿の頭蓋骨を見つけて大喜び!急に目の前に鹿の骨を見せられた私は、「ひやぁ~」と腰を抜かしそうに・・・(^^;)栃の実拾いだけでなく、山散策には色んな楽しみがあるようです。
この日の作業での収穫量は約200kg。
今年のこれまでの作業を通じての収穫量は800kgを超えているそうで、すでに昨年度の全収穫量の倍以上。残り3回の作業で、1000kgを超える見込みです!
作業の後の交流会では、古屋のおばあちゃん特製の「とち餅ぜんざい」をいただきます。ほろ苦い栃の実の風味豊かなお餅は、甘いぜんざいによく合い、やみつきになる美味しさ。このぜんざいを楽しみに毎年参加しているという人もいるほどです。
今年も、古屋の大自然や人々の温かな繋がりに元気をもらった「栃の実拾いボランティア」。
今年度の作業は、9月18日(木)、20(土)、23(火)の3回開催予定。栃の実が残り少なくなって来ていますので、参加希望の方は開催状況を問い合わせてみてください。
【申し込み・問い合わせ先】
上林いきいきセンター
TEL:0773-54-0095
FAX:0773-54-0096
E-mail:suigen@city.ayabe.lg.jp
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