2015年1月27日
綾部市睦寄町の水源の里・古屋で、特産のとちの実を使った製品作りに励む細見恵美子さん(84歳)が、昨年末京都府から「農の匠」の認定を受けました。
「農の匠」とは、京都府が平成9年に創設した農山漁村伝承技術登録・認定制度で、「農」「山」「海」に関する伝承すべき技能の持ち主を登録し、中でも優秀な技能者を「匠」として認定するという取り組み。これまでに府全体で646人が技能登録をされているが、「匠」の認定を受けたのはそのうちの80人のみだそう。綾部市内では4人目の認定となりました。
水源の里・古屋は、樹齢500~1000年とも言われる栃の木が600本以上自生する世界的にも希少な地域。現在は5世帯6人が暮らす京都府で最も小さな集落となりましたが、自治会長の渡邉和重さんをはじめ80~90歳のおばあちゃんたちは、とちの実を使った特産品作りで集落の活性化に取り組んでいます。
今回「農の匠」に認定された技能は、製品加工に欠かせないとちの実の「あく抜き」。灰の種類の選定や、灰と水の調合、水に漬ける時間、温度管理など、細見さんを中心とするおばあちゃんたちが昔から受け継いできた熟練の技が、後世に伝えたい優秀な技能として認定されたのです。
今回希望されなかった方も、産品にパンフレットを同封しますので、ぜひ「農の匠」が作る昔ながらの美味しさを取り寄せてみてください。
「農の匠」認定で、水源の里・古屋がますます活性化することを期待しています。
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市野朱音 (木曜日, 03 3月 2016 23:46)
古屋の皆さん
こんにちは。
信州大学農学部一年の市野朱音と申します。
今回はいろどりさんに質問させていただきたく連絡させていただきました。内容は経営の現在の形態と、引き継ぎについてです。
・どのような形で経営しているのか(株式会社等でしょうか、それとも企業とは別の形をとられているのでしょうか)
・今後とちのみを守っていくための代替わり、引き継ぎ(責任者など経営面や後継者など)はどのようにされているか、どんな工夫をされているか
の二点をお聞かせください。
私は現在、長期の課題型インターンシップで長野県の矢沢加工で活動しています。
内容は、創設者が退いたあとの経営パターンを考えるというものです。この企業は60代の女性七人が規格外品を加工したいということで企業組合として設立しました。現在は、その方々とパートのお母さん方で経営しています。70代後半となったいま創設者は理事長の立場を退きたいとおもっていますが、責任を持てるお母さん方がいない状況です。企業理念などがない状況でなにを中心に残すか、実際にお仕事をさせていただいて考えた結果「利益中心ではなくお母さん方がじゆうに働ける環境を残す」ことが重要だと感じました。
女性が生き生きと働く加工所を残したいので、是非とも古屋の皆さんを参考にさせてください。お願いします。
市野
鈴木 郁子 (木曜日, 30 6月 2016 18:39)
こんにちは 始めまして 鈴木と申します。
今 テレビ診てビックリ 感動しました。
元気の秘訣何でしょうね 皆さんとっても若いです。 これからも身体に気をつけて頑張って下さいね
応援しています。
植村 (木曜日, 30 6月 2016 18:55)
テレ朝で見ました
沢を飛んで渡る姿が勇ましかったです
髙石 紳一郎 (月曜日, 04 7月 2016 19:24)
7/4朝日のキャストを拝見しました。皆さまご健在で何よりです、またオートバイにも乗られてお元気なお姿素晴らしですね。私も今から30年ほど前10年ほど福知山で仕事をしてましたので懐かしさを感じました。私の母も91歳で耳が遠くなり腰は曲がっていますが、パソコン、ピアノ当毎日のように教えています。やっぱり元気が何よりです、栃の実のアレンジ食を今後も発信お願いします。