2015年2月9日
先週末の2月7日(土)、水源の里・古屋で行われた雪かき交流会に参加しました。数日前から晴れ間がのぞく日も多く、綾部市内にはほとんど雪が残っていなかったので、内心「今年は雪かきないかもな~」などと思っていましたが、古屋まで来ると辺り一面銀世界。山深い水源の里の積雪量に驚きます。
今回の雪かき交流会には綾部市のほか、福知山や舞鶴、京都市内や京丹後などから32人が参加。遠くは台湾からの留学生も!雪かきはもちろん、雪をみるのも初めてなのだそう。
午前中は4グループに分かれての雪かき。公民館の前の雪かきで肩ならしした後、4箇所を分担して作業に当たります。玄関への道を埋め尽くす雪や、家屋の裏に溜まった雪をかきだします。家の裏には、屋根から落ちた雪と山の斜面からの雪が2m以上押し寄せ、放置するとガラス戸を押し破る危険も。
作業の前は、寒さに凍えていた参加者でしたが、少し動くと汗だく(^^;)
皆で和気あいあい、声を掛けあいながら、雪かきを行いました。
午前中で大方の雪かき作業が終了。
お昼は、古屋のおばあちゃん特製の豚汁をいただきます!お鍋いっぱいに作られた豚汁は、具だくさんでなんとも懐かしいおふくろの味。作業で冷えた体がほっこり温まります。
午後からは、余力のある人は引き続き別の場所で雪かき作業をし、その他の参加者は山へ入って雪遊び。クロスカントリースキーをしたり、スノーシューで雪山を散策したり、そり遊びをしたり、雪だるまを作ったり・・・と、古屋の冬を存分に楽しみました。
台湾から参加した留学生・蔡 松樵(サイ ショウショウ)さんも、おっかなびっくりスキーを体験したり、子ども達との雪合戦に夢中になったり、生まれて初めて触れ合う雪に大感激した様子でした(^^)
雪遊びの後は、「農の匠」が心を込めて用意してくれたとち餅ぜんざいが待っていました。このぜんざいが食べたくてボランティアに参加しているという人もいるほど、ファンの多い古屋の名物です。
ぜんざいの優しい甘味が、作業と雪遊びで疲れた体に染みわたる美味しさでした。
「皆さんが、汗だくになりながら一生懸命雪を取り除いてくださったおかげで、集落が見違えるようにきれいになりました。これでひと安心と喜ぶとともに“古屋は大勢の方に支えられているんだな”と改めて感謝の気持ちで一杯です。皆さんの温かい気持ちに支えられて、古屋は今年もみんなで力をあわせてがんばります。本当にありがとうございました」と、古屋自治会長の渡邉和重さん。
古屋でのボランティアは、参加者も元気になれる不思議な魅力を持っています。
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